ジャカルタでの滞在最後のイベント。
各地のインドネシア剣士が集合して、昨年から始まった。残念ながらメダンからの参加はなかったが、ジャカルタ、バンドゥン、ジョグジャ、チアミス、スラバヤ、マランから選手が参加した。
午前は特別指導ということで、剣道の基礎の基礎についてコーチ。
礼、蹲踞、竹刀の持ち方、上下素振り、素振りを行う。
まず始めに私が説明し、それをインドネシア剣士にもう一度皆の前で説明してもらい、実践してもらう、というパターンで行う。
このようにじっくり一つ一つ確認しながら丁寧に教える機会があまりないので、自分にとっても指導の勉強になります。
皆もしっかり勉強してくれたようで、やってよかったな、と思います。
ただ、最後に面打ちの稽古をさせていた際に、基立ちは竹刀を持って打ち込みさせていたのですが、スルヤディが自分の竹刀が目に当たって、眼鏡が割れ、目の回りが深く切れるケガをしてしまう。目の中は何もなく無事だったが、本当に心配しました。
途中からH高先生、S谷先生がサポートに入って下さいました。感謝、感謝です。
近場の38ラーメンで昼食をとり、午後に備える。
午後は審査会。
防具無し、級防具メンバー、段防具メンバー総勢70名弱が参加。
審査員はM黒先生、S村先生、K西先生、M嵜先生、H高先生。
皆一生懸命審査に臨んでいた。が、中には稽古に余り参加せず、審査に参加している者も。この点、日本人にもこのような方はいますが、やはりそれなりの結果しか出していませんでした。
その中で、初段形審査のみ受審のスルヤディがケガを押しての参加。スルヤディは元々この3月の香港大会でFIK公認の初段を取得していたのですが、当会の審査も最後までしっかり受かっておきたい、ということで受審。自分も見習わなくては、と思いました。
昇級したみんな、おめでとうございました!
夕食はJKAホストで中華でのウェルカムパーティー。昨年よりもすっごい盛り上がり、各地の剣士の交流がより活性化されているのを感じました。
さあ、明日はトーナメントです。