2010年8月29日日曜日

8月29日(日)六段審査会(不合格)@北海道北広島市

いよいよ六段審査。
朝6時半に幼馴染のU方さんの車に乗せてもらい、K野先生とともに北広島総合体育館に向かう。

8時過ぎに到着。
K野先生の紹介で、北海道剣道連盟O崎専務理事にご挨拶させていただく。
周りでは先週の新潟での審査での合格率が17.0%だったということで、今回の北海道もそれほど厳しくないのでは、という声が聞こえる。
審査時間は1立会1分×2回の合計2分。この中でどれだけ自分を表現できるかがカギ、と全剣連の先生から説明がある。

自分の番号は「105B」。第一会場5組目のB。
一人目。おなかから思いっきりの声を出す。右ひざを使いながら、相手を誘うイメージを持ちつつ対峙。
最初は相面。お互いに外れる。振りかぶったところ相手が面を防ぐ形をとったので、そのまま小手を打つ。面に思い切って飛んだところ、返し胴を打たれる。そして相面数合。終了。

二人目。同様におなかから思いっきり声を出す。
数合の後、スッと間合いを詰めたところ相手も反応したのでそのまま面を打ったところきれいに決まる。その後、相手が小手を打ってくることが予想できたため、抜き面を狙ったところ、予想通り小手が来たので面を打ち込む。その後終了。

個人的にはこれまでの2回の審査に比べて、しっかり稽古での状況を出せたかと思いました。
しかしながら、結果は不合格。自分は「遣えた」と思った二人目が受かっていたのはびっくりしました。
正直なところ、「これで落ちてしまうのか。。」というのが発表を見た直後の感想です。K野先生や子供時代に習ったT橋先生にもアドバイスを求めたところ、「構え良し、気勢よし、有効打突もいくつかあったので良かったと思ったが、、、」という感想でした。ただ、その後K野先生からお電話をいただき、「今後は溜めを作ることを精進してください」とのアドバイスをいただく。たしかに打ちすぎてしまったかもしれません。
まだまだ自分には足りないところがあるのを痛感した審査でした。

第一会場の午前の部の合格率は前半の40名は10名合格、後半の39名も10名合格と、合格率は確かにそれほど悪くはない感じでした。
全剣連の発表によると、17.8%の合格率でした(同日の福岡は20.6%)。

これからも先生方のご指導をいただきながら、精進していきたいと思います。今回の結果を真摯に受け止め、さらに頑張ります。先生方、今後ともよろしくお願い致します。

8月28日(土)@小樽潮陵高校

審査前日。出身高校である小樽潮陵高校での稽古に参加させていただく。
K野(吉)先生、Y本先生、T熊先生、そして高校の後輩4名、中学生4名とともに稽古に汗を流す。

まずは木刀を使っての素振り。そして基本稽古。切り返し、面打ち、小手面打ち等を行う。左足を継がないように気をつけながら行う。

じっくり基本、足腰を使った稽古をさせていただくことができました。
そして地稽古。
学生と行ったあと、T熊先生、Y本先生と行う。「先の先」で打つことを心がけるようにアドバイスをいただく。

そして最期に日本剣道形の稽古を学生と混じってT熊先生と行う。

大変いい稽古をいただくことができました。

「平常心」、落ち付いて頑張ってきたいと思います。

2010年8月28日土曜日

8月28日(金)@札幌刑務所

8月30日の六段審査@北広島市の受審も兼ねて、実家の北海道小樽に帰省中です。
本日は師匠のK野(吉)先生のお計らいにより、札幌刑務所での稽古に参加させていただきました。

16時半にT田先生のお車でY田先生、K野(吉)先生と4人で札幌刑務所へ。

18時からの稽古に参加。
K野(吉)先生、K野(裕)先生、E後先生、S木先生、Y田先生、S原先生と稽古をいただく。

K野(裕)先生より、「相手を待っているのではなく、自分からも積極的に行かなくてはいけない。」とのアドバイスをいただく。うーん、攻めているつもりなのですが、、、。あとは後ろに重心がかかっているとの指摘もいただく。うーん、左足に溜めを作ってるつもりなのですが、、、。
やはり「つもり」の域を脱していないんでしょうね。

直前に北海道の先生方と稽古いただいたのは大変良い機会でした。
ありがとうございました!

2010年8月19日木曜日

8月18日(水)@サリパン

M黒先生、M嵜先生、T原先生、トニー、スルヤディとの稽古。

金曜日の夜に日本に向かうので、本日が審査前のジャカルタでの最終稽古日でした。
全員に対して、お腹から、しっかりと相手を見据えて、「我上位なり」という気持ちをいつもよりも更に強く持って稽古に臨みました。

あっという間の1時間の稽古。M黒先生、M嵜先生、T原先生とは特に良い稽古をいただいたと思います。
後は「気持ち」。気持ちが入りすぎて固くなりすぎないように、リラックスして臨みたいと思います。

これで今年は90回目の稽古となりました。
東京、北海道も暑いとのことですが、ばてないように気をつけたいと思います。
では、頑張って参ります。

2010年8月17日火曜日

8月17日(火)独立記念日@パクボノ

独立記念日(祝日)ということで、いつもより遅めに7時からじっくり行いましょう、ということでT原先生と2人での稽古。

切り返し、面打ち、小手打ち、小手面打ち、突き、胴、面に対する応じ技、小手に対する応じ技をお互いにじっくり確認しあいながら行いました。

そして2分×2回の地稽古、そして三本勝負。最後に日本剣道形の稽古を行いました。

審査前の調整稽古としては十二分のものでした。お付き合いいただいたいT原先生、ありがとうございました。構えがしっかりされてきましたね。私も負けじとじっくり、しっかり攻めることを念頭に稽古させていただきました。

場所をお貸しいただいたM嵜先生、ありがとうございました!

2010年8月16日月曜日

8月15日(日)@JJS

終戦記念日。昨日はNHKで「日韓のこれから」という討論番組をやっていました。歴史認識の議論はやはり難しさを極めていたようですが、事実を客観的に知ることの重要性、また、自分自身の歴史に関する知識を見つめ直そうと、インドネシアにて思いました。

本日の稽古はM黒先生、M嵜先生、S戸先生、T村先生、W田先生、T橋君、T房君、A場君という日本人側ラインラップ。ムスリムでありながら、ネグラ、フィフィ、イオラ、初心者組も参加してくれていました。これは大変嬉しいと思いました。

S村先生一時帰国中のため、私が初心者指導を行う。前三歩、蹲踞、後ろ五歩の復習、面の復習を行う。皆筋がいいな、S村先生の指導の賜と思いました。

試合稽古は女子のネグラ-イオラ戦がしっかり構え、攻めがあり大変よいと思いました。

地稽古の後はW田先生に一本お願いする。昨日と同じで模擬審査形式。1分半×2回を行う。充実した気勢、打ちを行うよう思い切って行う。M嵜先生より、単調にならないように、また、つながりをなくさないようにとのアドバイスをいただく。うん、確かにおっしゃるとおり!ありがとうございました。

ジャカルタでの稽古はあと2回です。
じっくりと焦らず取り組んで行きたいと思います。

8月14日(土)@サリパン

朝から久々のゴルフがありました。
昼食終了後、まだ間に合いそうだったのですぐにサリパンに駆けつけ(車の中で熟睡し)、稽古に参加しました。14時10分頃到着。

M黒先生、M嵜先生、S戸先生、K林先生、S松先生、T原先生、マーセル、そしてシンガポールから今月末の福岡の審査のために出稽古にいらしたW田先生との稽古。

K西先生からいただいたアドバイスの構えが最近しっくり来るようになり、また、打った後の左手の位置をM黒先生のアドバイスの通り右乳の前に持ってくるようにしたところ、体がスッと前に出る感覚が出てきました。
審査前の調整としては、前々回、前回よりもだいぶ良い感触があります。

最後、模擬審査をM嵜先生、W田先生、T原先生と4人で行いました。
M嵜先生との稽古ではぼこぼこ。M嵜先生レベルの方は既に合格されている(はず)なので、このような方に当たることはないと思いますが、強い方と当たった時にどのように対処すべきかを考えさせられる稽古になりました。M嵜先生からは「初太刀取られた後の立て直し方について」アドバイスいただきました。大変ためになりました。

ゴルフの後は正直しんどかったですが、疲れている時でも自分を奮い立たせる良い稽古になったと思います。

2010年8月12日木曜日

8月11日(水)@パクボノ

ラマダン(断食月)が始まり、初めての稽古。(自分は関係ないですが、、、)

M黒先生、アルウィン、トニー、パウルス、スルヤディとの稽古。
JKAメンバーはイスラム教徒以外も多いので、上記メンバーはコンスタントに稽古に参加できるとのこと。

まずはトニーと切り返しを2回。M黒先生とスルヤディの稽古が終わったので、トニーはそのままM黒先生へ、そして私はスルヤディと。自分が言うのもなんですが、やはり動きが固い。また、近すぎる。相手が動いていると言うことと、自分のヒッティングポイントはどこかという点を理解する必要がある旨アドバイス。

M黒先生との稽古では、以前よりも正対している感じになった。でもまだ左足が橦木になっているが、とのお言葉をいただく。生体になったのは、K西先生のアドバイスのおかげと思います。徐々に成果を出していきたいです。
他の3名ともしっかり稽古できました。

日本人は2人と寂しかったですが、M嵜先生からお電話があり、夕食を一緒に出来ました。また色々とお話しできて楽しかったです。なお、今後はケヤキではなく、キッチン18を第2道場場所になることが確定しましたので、お知らせします。

2010年8月11日水曜日

8月10日(火)@パクボノ朝稽古

S村先生、A野先生、M嵜先生、S松先生、T原先生と6名での稽古。

本日は私がリード。
切り返し6回、面の打ち込み5本2回、攻めてからの面4本2回、小手打ち4本2回、小手面打ち4本2回、面に対して4本1回、小手に対して4本1回、そして最後に地稽古2分×5回。

どうも審査を気にしすぎてかっこつけようとしている自分がいる。
前々回も前回もそう。そうしたプライドを捨てて、素直にならなければならないと本当に今日の地稽古では感じました。
自然体になろうとすればするほど、また不自然になっていく。。
本当に難しいですね。引き続き、頑張ります。

8月8日(日)スラバヤ遠征2日目

朝9時から稽古。皆、前日のお酒が抜けていない感じでしたが。。

K西先生リードでの稽古。
イマンのリードによる体操ののち、素振りを丹念に行う。
基本打ちは私も面を着けて実際に基立ちとなる。他の先生方は面を着けずに周りでの指導となりました。
面打ち、小手面、小手面打ち、胴打ちの基本的なところを丹念に指導いただく。
面の追い込みは基立ちである私もしんどかったですが、良い稽古になりました。

また、ASEAN大会に向けての試合稽古も行いました。
その後地稽古を20分程度。

スラバヤ、マラン剣士の真摯な稽古態度に感服した2日間でした。
S藤先生、M方先生、スラバヤ・マラン剣士の皆様ありがとうございました。
同行された先生方、また、ジャカルタでの指導に残ってくださった先生方もありがとうございました。

是非来年の帰任前にももう一度来たいと思いました。

8月7日(土)@スラバヤ遠征1日目

A野先生、K西先生、S松先生、K島先生とともにスラバヤ遠征へ。

ほぼ予定通りにスラバヤ空港に到着し、トントンという日本食ラーメン屋へ。結構おいしかったです。

そのままスラバヤ日本人学校へ移動。
合計20名程度が参加。
そのうち、まずは審査会へ。初段が3名誕生。基本組も思ったよりもレベルが高いという印象を受けました。

その後、初心者組の指導を担当。他の先生方は防具組と地稽古。
前三歩→蹲踞→立ち上がり→蹲踞→後ろ五歩の練習から、面打ちの練習まで一通りやりました。

てっきりまだ時間があると思ったら、16時までの使用許可とのことで、地稽古できず。
せっかくなのでK西先生に地稽古を最後に御願いいたしました。
「考えすぎ」とのアドバイス。担いで動かそうとしても自分の攻めが甘いので全くK西先生を動かすことができないため、中途半端な打ちになっていることに対するご指摘。はあ、反省です。。

ホテルチェックイン後、中華料理でS藤先生、M方先生とともに食事。(小生が前日に御願いしてしまった)ベベックまでご用意いただきました。大変おいしかったです。
スラバヤ剣道の歴史やASEAN大会に向けての意見交換ができ、有意義な時間を過ごすことができました。

ホテルに戻ったあと、第3道場へ。。。スラバヤに行っても行動は変わらないですね。

2010年8月5日木曜日

8月4日(水)@サリパン

M嵜先生、アルウィン、パウルス、スルヤディとの稽古。

先週よりずっと出張者が続き、火曜日の朝稽古は体力・業務の関係でお休み。
ちょっと疲れていると思いながら、自分に鞭を打ってサリパンへ向かう。

まずはスルヤディと。切り返しを4回、面打ち4本3回、小手打ち4本2回、小手面4本2回、胴打ち4本1回、地稽古。自分に鞭を打つということで、切り返しを多めに。途中で心おれそうになりましたが、スルヤディの頑張りで自分も引き立てられました。

パウルスとの稽古。どうしても右手で引き上げているが、切り返しの際の打ち方はうまくなった。このまま続けていってほしい。

アルウィンと。小手がどうしても剣先でしか当たらない。あと半歩必要か。ただ、負ける気は全くしなかった。

M嵜先生との稽古。途中、これまで打ったことがないような飛び込み小手を打たせていただく。自分でも本当にびっくり。でもあとはいつも通りのぼこぼこ。ただ、あの小手は六段審査前の自分にとっては大変励みになるものだった。

M先先生と2人でキッチン18で第二道場。色々とためになるお話を聞かせていただきました。楽しい稽古でした。

2010年8月2日月曜日

8月1日(日)@JJS

3週間ぶりのJJSでの稽古。

M田君兄弟、T橋君が新たに入会してくれた。
子供達の部も本当に充実してきた感じです。

防具初心者組をまずは指導。切り返し、面打ちをひたすら繰り返す。
まずは基本をしっかり防具を着けながら行うことが重要との認識のもと行う。
ただ、面の付け方がゆるいため、稽古返し前に面の付け方の指導を行いました。
もうちょっと、JKAシニアメンバーの自発的なサポートがあってもいいのでは、と思いました。

M月さんの送別稽古。総勢30人強との稽古でしたが、立派に立ち会いされていました。
私は大将で参加。じっくりした構えのやりとりで、M月さんが動いた時に面を打たせていただきました。
うまくM月さんが私の面を引き出してくれた感じがありました。1年という短い間でしたが、M月さんの稽古熱心さは私たちも理解しています。引き続き日本でも稽古されるとのこと。是非引き続き切磋琢磨しましょう!

地稽古のあと、3段以上での回り稽古を初めて実施。S村先生、ありがとうございました。
このような取り組みがあることはいいと思います。見ているインドネシア剣士の良い模範になればと思っています。

良い稽古を本日もいただきました。ありがとうございました。