常日頃経産省剣道部に参加していただいている産総研剣道部からのお誘いもあり、
産総研剣道部@つくばの稽古に参加させていただきました。
T永先輩の車でMさん、H原さんとともにつくばに向かう。
別の車でF田さん、I見さん、F島さん、A川さん、合計8名で参加。
ジャカルタにお越し頂いたこともあるM井さんと久々の再会。
剣道やっていると伺っていたので、もしやと思っていたところ、感激の再会でした。
講師として元警視庁のI山先生(教士八段)、A山先生(教士七段)が特別に参加されました。
準備運動、素振り後、I山先生のご指導による基本稽古。
特に小手の打ち方(竹刀の落とし方)は参考になりました。
休憩後、回り稽古を行いました。
I山先生との稽古の時に、しっかり打とうと心がけたのですが、迎え突きの嵐をいただきました。
久々に壁に押しやられ、その逆の壁にも押しつけられるくらい突かれました。
ただ、気持ちだけは負けたくなかったので一生懸命打ち込みましたが、迎え突き。最後は痛さで思い切り飛び込めなかったですが、なんとか稽古を乗り切ることが出来ました。
地稽古は一回りで終了。(それでも50分近くと思います)
最後に、I山先生とN西さんによる小野派一刀流の演武を拝見させていただきました。
足捌き、剣遣い、大変に勉強になりました。
その後の第二道場ではN西さん、M井さんなどとも談笑。
I山先生にもお話を頂く機会がありました。
なぜ迎え突きをしたかは「打ちがポンっとした打ちではなく、力づくで押しつけている打ちをしている。このため、打たれた相手も大変痛い。だからその見返りとしてそれを分からせるための稽古をした」とのことでした。
これは目から鱗が落ちるお言葉でした。お天道様から見れば世界はプラスマイナスゼロの世界であり、偏りがないようにしているはずなので、私はI山先生からそれを体現してご教示いただいたと感じました。
正直しんどかったですが、大変勉強になる出稽古でした。
また皆様に稽古を頂ける時を楽しみにしております。