本日は久々の試合。小石川剣友会として参加させていただく。
これで今年100回目の稽古(面を着けた日)となり、最近の稽古の成果を発揮したいところ。
今年は文京区剣道連盟が60周年記念ということで、開会式では警視庁のD水先生と、S藤先生(東大剣道部師範)による警視流演武が行われました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E8%A6%96%E6%B5%81
初めて拝見しましたが、日本剣道形とは違った意味での一本一本の重みを感じることが出来ました。
次に記念イベントとして、メンバー合計が120才以上という制限での特別団体戦。
小石川剣友会Aチームの先鋒として出場しました。
第一試合場第一試合目の先鋒戦ということで、ちょっと緊張しての立ち会い。
相手は柳町剣友会 N村先生。子供達の声援がすごい。
と、構えたところ、なんと上段。昨年の学連OB大会でのいやな出来事(立ち会いに小手を取られる)を思い出す。と、同じような小手を取られてしまう。実際には当たっていなかったのですが、タイミング的にも音的にも取られて仕方ないと思います。しかし、昔から上段との相性が悪い。。。。
焦って終了間際に抜き面も頂戴してしまう。二本負けを喫してしまう。
中堅のS根さん、さすがの二本勝ち、大将のM井さんも引き分けでつなげていただく。
代表戦はN村先生と当方はS根さん。残念ながら小手を取られてしまい、一回戦での敗退となってしまいました。
私が一本負けで押さえていればよかったのを出来なかったことへの悔しさが込み上げてきました。
個人戦こそは、と思い、大学・一般男子の部にも参加しました。このときに思いもかけない展開が待っていようとは。。。パンフレットが手元にないので曖昧な記憶で恐縮ですが、、、。
大体70名程度の参加。東大剣道部、丁友会の学生が多い中、どこまで善戦出来るかがポイント。
1回戦はO野さん(東大丁友会)。まず出小手をとらせていただく。試合中、中間になり思わず突きが出てしまう。私は突き垂れにヒットさせたつもりだったのですが、外れていたらしく大変痛がっていらしていました(申し訳ございません。。。)。そして最後は相面を取らせていただく。
2回戦はF田さん(東大友会)。序盤、相手が引き技の際に場外反則1回。その数合後、ライン際に下がられたのでここだと思いポンっと体当たりし再度場外反則。反則1本をいただく。そして最後は相面。
3回戦はI井さん(所属失念しました。。)。最初に相面、そして出小手と完勝。
4回戦(準々決勝)はS木さん(大塚剣)。この方はN野さんにも勝った方でスピードもある方だったので、まずは小手を拾われないようにじっくり攻めていくことを念頭に進めました。あっという間に3分が過ぎ延長戦へ。お互い単調な攻めになってしまった部分もありましたが、最後は技の尽きたところに勝手に体が動いた引き面で8分近くの延長を制して勝利することが出来ました。これでベスト4確定!
準決勝はN田さん(東大丁友会)。学生ではなく、社会人の方(千代田区民大会で拝見したことがありました)。正統派の剣道でしたので、愚直な面しか打たない剣道としては比較的相性がいいと思いましたが、面、出小手と二本勝ちさせていただきました。
なんとなんと、予想外の決勝進出!高校生の時の小樽での大会以来になります。
お相手はO野さん(東大剣道部)。なんとしかもまた上段。。。。。準決勝は同じく東大剣道部のM橋さん(上段)だったので、どちらにしても上段だったのですが、、、、。
本日の大会最後の試合として、しかも名前をアナウンスされてなんてちょっと気分が高揚!
と思いつつ、開始直後に小手を打たれてしまう。うーん、最初と同じ展開。
既に17時も過ぎ、会場の雰囲気も終了を待ちわびている雰囲気。ここでダラダラした試合をしても仕方ない、と意を決し、ぐっと攻めて面で勝負!と、ばっこり相面を取られてしまいました。
逆にここまで気持ちよく打たれるとすっきりした気持ちになるものですね。
ということで、記念すべき60周年記念大会、かつ本年100回目の稽古という記念すべき日に準優勝することができました。
小石川剣友会のメンバーとして参加し、このような結果を出せたことは本当に嬉しかったです。
大会後、すぐに家族に賞状とトロフィーを見せるために帰宅、そして小石川剣友会の懇親会でもお祝いいただきました。
試合をしての所感は、まず無駄な力が入らなくなったことを実感。試合中もそれほど疲れなかったですし、次の日の筋肉痛もほとんどなくびっくり。また、(相手が中段である分には)どのように攻めていけばよいのか(打たせていけばよいのか)が分かってきたという感触があります。
この勢いを今週土曜日の全日本官公庁大会(相手は三重刑務所ですが、、、、)につなげていきたいと思います。本当にありがとうございました!